河原城

別名 丸山城
    若鮎城
付近住所 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011 現在 河原中央公園
2003/8/9 案内板・模擬天守アリ 日本城郭大系


羽柴秀吉 お城山展望台は、ふるさと一億円事業「自ら考え行う地域づくり」により広く町民に提案募集の結果決定し、多くの町民各位の参加と協力を頂きながら、21世紀に向けた河原町のシンボルとして、また町をアピールするランドマークとして建築したものです。文献によると、このお城山は、天正8年(1580)豊臣秀吉が鳥取城攻めで因幡地方にやってきた際に陣を張った山で、丸山城と伝えられておりますがこの山に建物としての城はなく、従って実在の城を復元したものではありません。城名は公募により河原城(愛称 若鮎城)と命名しました。構造は鉄筋コンクリート造三層四階建て、延べ床面積794.4u、高さ24mです。内部は町の情報発信基地として歴史・文化・自然などを各階ごとにテーマを設け展示しています。最上階の展望室は標高115mにあり、ここからは四季折々変化に富む中国山地をはじめ、一級河川千代川とその流域の鳥取平野とともに、はるか北方の鳥取砂丘も眺望することができます。また、この山全体も河原中央公園として整備しており、梅・さつき・もみじ・桜など四季を通じて楽しんでいただくことができます。

丸山城遺構
河原町は展望台の建設に先立ち、平成310月から約8ヶ月かけて全面発掘調査を行いました。その結果、堀切・柱穴・郭など多くの遺構が発見され中世山城の跡だったことが確認されており、これら調査結果は、町で記録・保管されています。

模擬天守  遠望